2009/05/21(木) とぶ!チョコラ!そして日比谷野音

5/8から10日間、東京界隈をうろうろしておりました。

9日は所沢航空記念公園にて、とぶ!音楽祭にソロ出場。
すばらしい青空の下に集まった満場のお客さんの中、気持ちよく演奏できました。
可動式の台の上にあらかじめ機材をセッティングすることができたので、出番までゆっくり過ごすことができたのもよかったです。

翌9日は、朝7時すぎから、映画「チョコラ!」のプロデューサー、矢田部吉彦さんとともに六本木のJ-WAVEへ。
王理恵さんの番組に生出演です。
こんなに朝早く演奏したのは、親指人生初めてです。
放送後、矢田部さんと六本木ヒルズの下で呆然とサンドイッチを食べて一息。
六本木で遊び回って、そのまま寂しい朝を迎えたヤロウ二人組に見られたことでしょう。
その矢田部さんは今、カンヌです。

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ユーロスペース前にて

仮眠をとってから移動し、夕方には、「チョコラ!」の上映会場、渋谷のユーロスペースへ。
おとっつぁんと呼びたくなるような小林監督や、トニー・ジャー(タイの映画スターです)みたいな編集の秦さん、新潟(監督の居住地)チームの目黒さん、眞人さんに久しぶりに合いました。
「チョコラ!」はケニアのストリート・チルドレンを追った映画ですが、よくある「あの可哀想なあの子たちに、アタシたちは何かしなきゃ!」という感想が生まれるような映画ではありません。
むしろ、明るくて、すがすがしいドラマ。
ナレーションもほとんどありません。
傑作ですよー。全国回りますんでみなさん観に行ってくださいねー。
チョコラ!公式ウェブサイト→予告編も観られます。

去年4月に音楽をつける作業をしたのですが、完成したものを映画館で観るのは初めてです。
一番後ろで立ち見しながら、見入りました。
映画は映画館で観るべし。

上映が終わったあと、スクリーンの前に出て生演奏しました。
いつもと違った雰囲気で、とても演奏しやすかった。
予期せぬアンコールまでいただき、観客を立ち上げ、踊らせ、歌わせる。
われながら、むちゃくちゃなことを映画館でやりましたが、映画館スタッフの方が、今までのイベントで一番楽しかったと、感想をくださり、ひと安心しました。
そのまま、東京滞在中によく行くバーで宴会を開いていただき、久しぶりに外で夜明かししました。

その後週末まで、文化放送のラジオ収録2本や、6月27日に代官山でディジュリドゥのGOMAさんと開くイベント関連の取材を受け、さらにその隙間を縫うように、出版社へ通い来月出す本の最終作業をしました。
能率よく仕事ができれば、こんな忙しいことにはならなかったのですが、冬のつけが今一気にまわってきています。
初の単行本です。「親指ピアノ道場!−アフリカの小さな楽器でひまつぶし」(プリズム出版)。
来月末に出版予定!よろしく!
※6/8加筆 発売元がプリズム出版からヤマハミュージックメディアに変更されました。

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セッティング中の日比谷野音。

そして迎えた17日、暗い曇り空の日比谷野外音楽堂。
ROVOのMDTフェスティバルへの出演です。
MAN DRIVE TRANCE、人力トランス。
リンバ・トレイン・サウンド・システムの面々も集合し、
タイトなスケジュールの中あわたたしくリハをして、
本番です。
岡本太郎の言葉「吹きながすのだ。惜しみなく。」を思い出しました。

初めて観たDACHAMBOもかっこよかった!
ROVOは編成は違っても、シンプルなフレーズの繰り返しを軸にトランスさせるという点で、われわれと通じるところが多いと、一方的に思っています。
最終的に2500人の入場だったそうですが、すごい数でした。
雨も降らなくてよかった。

サカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システムの白目ミュージックは今後も精進します!
次は代官山で6月27日。WORLD GROOVE MASTERS !
GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTIONとのセッションもある、かも?
予約はこのサイトでも受け付けます!お早めに。

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いい味出てます。ドラムス井戸本勝裕

撮影:福間圭一

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