2009/03/07(土) 新潟ツアー報告

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2/22(日)越後妻有・雪アートプロジェクト ミオンなかさと会場にて

2月下旬、新潟県をツアーしてきました。

十日町のアートプロジェクト、規模も大きいけれど、中身も半端じゃないですよ。
雪が少なくて、かまくらでは演奏できず。
けれど、いつもと違う白い世界の中で、全国から集まった観客を前に、我が「シロメ・ミュージック」はすんなりなじんでいました。
親指は冷たかったー。
終演後、会場内に作られた小さめのかまくらの中で演奏してみました。
ドームのど真ん中で演奏すると音がよく響きます。
出入り口に雪で蓋をすれば、もっとすさまじい音響空間が生まれるのでは、と思った次第(窒息するかもしれませんが)。
打ち上げのとき、「今年は雪が少ないから、米が心配だ。」という声を聞きました。
新潟では雪解け水を田に引いているんですね。
今年の夏は3年に1度の「大地の芸術祭」が開かれます。

新潟市の白根ではほぼ3年ぶりに、小学校を3校回りました。
写真を見せながら、スクラップで楽器を作る話などもしたのですが、反応がとてもよく楽しく過ごしました。
さっそく紙を大事に使うようになった1年生もいたとかで、うれしいかぎりです。
お世話になった巻口さん夫妻、吉田さんと毎晩、いろいろな話ができたのが、一番の思い出です。

長岡市での公演はすべて、映画監督の小林茂さんのコーディネイトによるものです。
5月に公開される彼の映画「チョコラ」(渋谷ユーロ・スペースほかでロードショー)でぼくが音楽を担当した縁で実現しました。
28日の教会公演では、会場の天井が高く音の通りがよかったのでスタッフの方々の進言もありスピーカーを通さずに完全アコースティックで演奏しました。
気持ちよかったー。
小さな音で聞き手を惹き付ける方法を実感したライブでした。

白根と長岡のコンサートではじめて、ソロ・コンサートにスライド写真を交えました。
アフリカのことで伝えたいことと、シロメな自分自身の表現をひとつの舞台に載せることに少し躊躇しましたが、やってよかったです。
「アフリカを紹介する人である前に、マンゴーさんは表現者なんですねー」
というありがたい感想がとても心に残っています。
このトーク&ライブの企画は、ソロ活動のひとつの形として今後も続けてみたいです。

大阪に帰ってから、ツアーの余韻に浸る暇もなく、リハやライブや写真撮影などをしておりました。
きょうは友人の歌手のレコーディングのための編曲作業をします。

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長岡市の東光幼稚園にて

今回の新潟ツアーは特に以下の方々の支えによって実現しました。
松代農舞台の田中未知子さん、巻口夫妻、吉田さん、しろね図書館友の会のみなさん、小林監督、目黒さん、眞人さん、「小林茂の仕事」Oタスケ隊のみなさん、長岡発「元気になろうよ」映画祭のみなさん、モヨ・チルドレン・センター・長岡のみなさん、太田先生、アトムくん

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