2008/09/26(金) リンバ・ロック発売記念ライブ終了!

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新作「リンバ・ロック」の発売記念ライブ、24日の大阪公演をもって無事終了しました。
大阪も大盛況でした。お越しくださった方、あちこち宣伝してくださった方、ありがとうございます!
来たくてもこれなかった方、またの機会にぜひ。

オープニング・アクトとして出演してくれたAnyango with Nyatiti Warembo!!(東京)、KAZUSA & PAGOL HOT SAMPRODAI(大阪)、どちらもすばらしかったです。

東京と大阪で曲順は多少かわりましたが、休憩なしで
アルバム収録曲をほとんどと「弓張月」(リンバ・トレイン収録)のバンド・バージョンを演奏をしました。
この二本のライブを終えて、リンバ・トレイン・サウンド・システムはつくづく、ロックバンドだと思いました。
親指ピアノを「アフリカの民族楽器」ではなく、ただの「楽器」として扱う。
この考え自体が「ロック」です。

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タンザニアでリンバを使った憑依儀礼(http://sakakimango.com/africa05/000085.html)を見てからというもの、彼らの音楽そのままではなく、そのすさまじい熱量をステージに再現することを考えで、楽器を電気化し、バンドとともに演奏するようになりました。
客席とステージの境目のない、ンゴマの世界に息づく憑依儀礼をそのままステージにのせても、「驚異!タンザニア・ゲンジューミンが音楽で霊を呼ぶ!」ってな三流TV番組程度の見せ物にしかなりませんから。


あの村で見た、おそるべき音の渦が放つエネルギーから、今のぼくの脳内音楽は生まれています。
目下、シロメ・ミュージックと呼んでいます。
少しずつ形になってきました。
これからもどんどん変化していくでしょう。
脱「イヤシ」、脱「ヒーリング」、サカマンは「シロメ」ですぞ。

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今年2月、タンザニアで作ってもらった衣装用のスーツ(http://sakakimango.com/ngoma/000385.html)がこれ。

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