2007/05/06(日) 焚き火とリンバと小学生
先日ゲスト出演したエフエム大阪の番組は、週末(オフ)の過ごし方についての話題が中心だったので、「休みがある日はとにかく時間のある限りキャンプに行っとります。」と話してきました。
「焚き火を前に適当なつまみを作りながら酒を飲みたい」「運転して帰れなくなる」→「だからテントを張って寝る」という三段論法による行動なので、「アウトドアグッズ」などと呼ばれるキャンプ専用の道具は極力もたず、台所の鍋、釜などをススで黒こげにしながら使っています。
収録の翌日、福岡の友人家族5人をいつも行く河原に案内しました。
水の透き通った川で泳ぎ、焚き火で体をあたためて、また水に入る、というようなことを繰り返したりして昼は遊び、夜は焚き火を囲んで焼酎を飲む。
2年ほど前に福岡に演奏しに行ったときから、友人の息子(小学4年)はリンバを弾くようになっていたので、このキャンプにも楽器をもってきていました。
何気に耳をすましてみると、2拍子と3拍子を同時進行させるポリリズミックなフレーズを弾いていたりする。
焚き火を前に一緒に演奏しました。
弾きながら、繰り返し同じ歌を教っていたら、彼も歌いはじめる。
川の両脇にせまる山が切り取る空に輝く星。火がはぜる音に虫や鳥、鹿の鳴く声。もはやグランドノイズとなっているせせらぎの音。
それらの間をささやかなリンバの音が漂っていく、やさしい夜が更けていきました。
泳ぐ少年。
日程を延ばし、同じ河原に3泊してきました。