oi!limba / Sakaki Mango & Limba Train Sound System

オイ!リンバ / サカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システム
「オイ」とは鹿児島弁でオレ、「リンバ」とはタンザニアの親指ピアノ
日本のディープサウスとアフリカの出会いが生んだポップなルーツ・ミュージック
・ミュージック・マガジン2012年1月号「ベスト・アルバム2011」ワールド・ミュージック部門4位!

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1.Prologue
2.ロシアの蝿 →PV公開中
3.弓張月Rokku
4.Nhemamusasa Rokku
5.茶わんむしのクンビア →PV公開中
6.Acholi Woman
7.新しい鍋
8.Amagiki
9.IOTOI
10.米はのどごし
11.Hame Rokku →PV公開中
12.Small →PV公開中

●おもしろいね!スゴイね!サカキマンゴーの新作はワールド・ミュージックを超え、アフリカン・ロックを一段と発展させてる。ゴー・マン・ゴー!
(中村とうよう)

●鹿児島弁は外国人にはどんな音で届いているのか、気になっていました。それを遠い大陸の楽器で見事に解決してくれました。じゃっどなーっち納得。
(猪俣陸彦 / 南日本放送)

●サカキマンゴーという、何処にもない果実は、確実に熟しつつあります。こんな美味しいもの、食べない手はありません!元気になること間違いなし。
(チチ松村)

●ドープしかしスタイリッシュ!ブラジルばっか趣味が良いと思っており、アフリカは重いとばかり思っている日本人は全員必聴!!
(菊地成孔)

●サカキマンゴーさんとは、スタッフ・ベンダ・ビリリ来日公演の舞台裏で出会った。
それは、僕のような門外漢(?)が、アフリカ大陸の音楽にすこし魅せられはじめていて、そんなタイミングでの、"先輩"との出会いのようだった。
「アフリカが熱いようだ」というのは、共通の認識といっていいと思う。
ロンドンを中心としたFUNKシーン、それから、ニューヨークもLAも、みんな「エスニック」の方向に向かっているようで、特にアフリカがアツいようなのだ。
よくある"シンクロニシティ"というやつで、現代に生きる世界の人たちが、(どこでどうつながっているのかは、かなり不可解なのだけれど)SOUL/FUNKという既存のフォーマットに限界を感じて民族大移動をやっているところだ。その地平線の向こうで死に絶えるのか、はたして新天地を見つけるのか。また、新天地とする権利はあるのか。
『オイ!リンバ』を、そんな「先輩からのメッセージ」として聴いた。サカキさんは、「(アフリカ音楽を)"搾取"せずに"蒸留"する」と言っている。よく言ったものだと手を打った。だからこそポップスを演奏するのだ、と。深く悩みつづけた表現者のみがたどり着くコンセプトであると感嘆しております。
中田亮(SHOUT!/オーサカ=モノレール)

●アフリカではなく、オイ(自分)に合わせた親指ピアノ。そのコンセプトが「oi!limba」で完熟した。ジャンルや方法から解き放たれた「音楽」が届く。このバンドで生まれた唯一の音色が深く広く響いてくる。鳥肌が立つほど気持ちいい、日本発のワールドミュージック名アルバムが登場!
(リバレ・ニコラ / スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド・プロデューサー)

●ヤッホー、待ってました!
親指帝王・サカキマンゴーのニュー・アルバム、降臨!
前作も、折に触れて、我が家のヘヴィー・ローテーション。
5月、東北の被災地慰問ライヴの帰り道、東北道・東名・新名神を滑走する、我がポンコツ車の車内は、この新音塊が爆音で鳴っていた!さあ、聴け、踊れ! 皆の衆!再生の時が来た!
(中川敬 / ソウル・フラワー・ユニオン)

●大義なるアフリカングルーヴとサカキマンゴーという一人の男の邂逅。エスノ、アフロミュージックなどといったカテゴリーを捨てて聴いてもらいたい音楽だと思いました。
サカキさんの優しい歌声と素朴ながらぐいぐい引き込まれるリリックが、リンバの音にのせてなんともピースフルな
音天国に連れて行ってくれます!
(オオルタイチ)

●音がウネっている。変幻自在のリズム隊はまるでスライ&ロビーみたいだし、ふくよかな低音域は音のいいクラブでこそ威力を発揮するだろう。ここにはアフリカもダブもレゲエもディープハウスもミニマル・クリックもクンビアもアンビエントもあるけれど、それらをガッツリ咀嚼し、栄養素として取り入れ、世界にどこにもない音楽として表現している。こんな音楽、僕は聴いたことないし、たぶん君も聴いたことないと思う。ま、一言で言えば、「すべての音楽馬鹿どもにサカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システムを!」ということで。
(大石始 / ライター, エディター, DJ)

●鹿児島から来た男は期待を裏切らない。バンド・スタイルの確立、共演を経てより太くなったアフリカとのコネクション、録音方法/エフェクト使いのさらなる向上。ベクトルの違う前2作での成果を律儀に統合しつつ、より肩の力が抜けていながらファットな境地へ到達した3作目。8/9拍子チューンにクンビア調など、多彩な遊び心もエエ感じです。
(吉本秀純 / 音楽ライター)

●親指ピアノ独特の心地よい支配感は聴いてる側をマンゴーワールドへ引き込んで行きます。鹿児島弁の絡み方最高。 どげーなもんでしょな♪ヤバい!アボカドを寿司ネタにしても美味いのとちょっと似てる.. ほんまに全曲☆☆☆ 素晴らしいです。
(Yoku / A Hundred Birds)

●ニッポン発アフリカ経由でアジアのカゴシマへ。カゴンマ語とスワヒリ語を自在にあやつりながら越境を繰り返す男が創りだしたストレンジでビューティフルな音楽。こんなにクールな訛音を僕はいまだだかつて聴いたことがない。この音楽にこころをかき鳴らされるだろう人を僕もたくさん知ってる!みんな喜ぶだろうなあー。すごい!恐るべき男、サカキマンゴー!
(坂口修一郎 / Double Famous)

●自分だけの音を求めてアフリカ大陸で親指ピアノを修行してきたサカマンが、たどり着いたついた先は生まれ故郷の薩摩弁世界だった。
(サラーム海上 / よろずエキゾ風物ライター, DJ, 和光大学ぱいでいあ講師)

●ポリリズムだけど、直球。
ゴツゴツしてて、最高に気持ちいい。
創造力満ち溢れたダンスミュージックとしての傑作。
ポップな中に中毒性あり!
マンゴーさんの声にシビれろ!!
(寺尾ブッタ/月見ル君想フ)

●親指ピアノの音の海にシビレがきました。
(北中正和)

●まるでカゴシマのマニーマーク!
(切通啓一郎 / 南日本放送ディレクター)

●薄く叩いて伸ばした鉄の棒、それを親指ではじくんだ。右手と左手は別のリズムが同時進行。マンゴーのからだの中は日本とアフリカが同時進行。小さな木箱のような楽器は君のこころを除染してくれるよ。
(OKI)

●30年くらい前、民俗音楽シリーズの「ショナ族のムビラ」というレコードを持っていた。季候のいい午後に聴きながら、仕事もせずに明るいうちからビールを飲んでゴロゴロ・・・。最近は金が無くなると、とたんに気持ちまで貧しくなるが、当時は全然平気だった。だから、親指ピアノというと、今でもそんな大きな大地と、一秒一秒がたっぷり長い時間を思い浮かべてしまうのだ。
ここで聴かれるサカキマンゴーさんの音楽は、ファンクであったり、トランスだったりするのだが、ダンスフロア的非日常というよりは、ジャマイカやアフリカの野外ディスコののような(行ったこと無いっすけど・・・)、野太い土着感を感じる。「ショナ族のムビラ」で聴いた、鼓動のようなビート感がやっぱりここにはあるのです。
買ったばかりの鍋が火が強かったくらいで割れてしまっても、なんら文句を言わずにドンと構える鹿児島弁のサカキマンゴーさんは、きっと今でも、金がないくらいで心は貧しくならないのだろうなと思う。
(森田裕 / TOKUZO)

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サカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システム
 サカキマンゴー(親指ピアノ、うた)
 井戸本勝裕(ドラムス、うた)
 長谷川晃(ベース、うた)

ゲスト:チウォニーソ(うた、オショ TR.4)
    マトンゴ・マウンビ(ボイス・イントロ TR.1)
    俵たかみ(パーカッション TR.10)

2011年9月4日発売
発売:yokabanna unlimited
商品番号:YKBN-004
定価:¥2700(税抜価格¥2572)
配給:株式会社メタカンパニー

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