2008/10/06(月) 韓国でおじさんに汗をふいてもらった。

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10月3日のステージより。

サカキマンゴー&Limba Train Sound System、8月に引き続き再び韓国へ。
今回は韓国最大級のジャズ・フェスティバル、ジャラスム・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルに出演するためソウルから車で3時間ほど(道がすいていたら)の町へやってきました。
数あるステージの中、韓国、台湾の新進のバンドが出演するASIAN AXステージに10月3日、出番をもらいました。
各国の古典楽器を交えたフュージョン系のジャズバンドの中に交じって、ロック炸裂のシロメ集団はなかなか異様でしたよ。

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よっぱらって何事か叫ぶおじさんがいて、なんだか「こら、ジャズを演らんか!」と怒られているのかと思ったら、スタッフの制止を振り切ってステージに上がり、演奏中のドラマーに握手を求めるなど、実はよろこんでくださっていたのでした。
サイン会のとき、彼はすっと横に来てハンカチで汗をぬぐってくれました。
今回も前回もハブ・ミュージックのV氏の手引きによるものですが、ジャズフェスにわれわれを投入するセンスに対して敬意を表します。

当日の夜、メインステージにはキューバのピアニスト、オマール・ソーサが出演、「なんじゃこりゃ」感満載のすばらしい音楽を披露していました。
この世に登場したころ、ジャズは「なんじゃこりゃ」と思われていたはず。
その後、ジャズの様式ができあがり、今では「オトナの音楽」的なところでおさまってしまったジャズが幅をきかせるなか、2008年でも立派に「なんじゃこりゃ」と思わせてくれました。

トリは渡辺貞夫氏。
彼はタンザニアのバガモヨを訪れたこともあり、フクウェ・ザウォセの音楽もご存じです。
現役バリバリの演奏を名残惜しく聴きながら、ソウル市内へもどりました。

なんとオマール御一行とは幸運なことにソウル市内で同宿で、手渡した「リンバ・ロック」をさっそく聴いてくれ、だいぶよろこんでくれました。

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4日、韓国の音楽シーンで10年以上に渡り活躍する草分け的な日本人ギタリスト、H氏と会食。
穴場的焼肉屋さんに連れて行ってもらいました。
美容整形に対して親が資金援助をするのが一般的であるという話や、兵役のために昇り調子のバンドも解散を余議なくされる話のほか、今のように日韓で相互に文化交流が行われていなかった時代の貴重な話をたくさん聴くことができました。
たとえば、コンサートのポスターを街に貼ったところ、「日本人のバンドが演奏するなら、全員逮捕する」と警察沙汰になった話、メディアに登場する度に竹島問題についてコメントを求められることなどなど。

ファンカデリック・ブースターはじめ最近気になっている韓国ファンク・ムーブメントの担い手のひとつとして教えてもらった、ASOTO UNIONの2003年のアルバムと、大歌手キム・ジョンミのアルバムを土産に買いました。

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